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top_mj MICHAEL JACKSON: アーティストの転換点と<MAN IN THE MIRROR>。

ポップの世界にはアーティストが伝えようとする事と受け手であるリスナーがそのアーティストから得ようとする事柄との間に、時として如何ともしがたい溝が、隙間が、時差が生じることがある。

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top_sly SLY & THE FAMILY STONE: <EVERYBODY IS A STAR>の不文律。

いつも利用する電車を降りて通る道の途中に、ほぼ必ず80年代から90年代の洋楽ヒット曲を流している書店がある。その日はティアーズ・フォー・フィアーズ(TEARS FOR FEARS) の<EVERYBODY WANTS TO RULE THE WORLD>( 「ルール・ザ・ワールド」) が始めにかかっていた。

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top_ashby DOROTHY ASHBY: 音楽脳と『THE RUBAIYAT』。

日頃聴いているお気に入りのポップやロックが、時々イヤになることがないだろうか。いわゆるマンネリというやつだけれども、音楽に限ったケースでいうと単にマンネリが原因なだけではない場合があるように思える。

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top_drifter ROGER NICHOLS: <THE DRIFTER>過去へのプレゼント。

同一アーティストによるセルフ・カヴァー、いわゆる再録音版というものは、一般的には聴き手に歓迎されない。その当該オリジナル曲のファンであればあるほど、好きでいればいるほどそうである。なんだか約束を破られた感じがするのだ。

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top_2001-2003 ELVIS COSTELLO DJ SHADOW他:2001-2003年トップ10再録。

1.ELVIS COSTELLO『WHEN I WAS CRUEL』。
コステロはデビュー当時の自分自身をもう1度見つけ出している。「温故知新、さあ原点に帰ってみよう」的な回顧の色合いでなく、たまたま今一番やりたい事をやったら、思いがけずあの頃の自分にまたバッタリ出くわしてしまった、そんな感じがする。

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top_dreams FLEETWOOD MAC: <DREAMS>。神秘と陰気と妖気。

フリートウッド・マック(FLEETWOOD MAC) の1977年の<DREAMS>が全米のトップ40をまるで自動的に上昇していた間じゅう、なぜかずっとその曲が分からなかった。その<DREAMS>はあっという間に全米1位になり、

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top_lauper CYNDI LAUPER: <ALL THROUGH THE NIGHT>くつがえる終盤。

風の強い日の夜に行きつけのCDショップに立ち寄り、店内を色々と物色していたらBGMがそれまでのピアノ・ジャズからシンディー・ローパー(CYNDI LAUPER) の<TIME AFTER TIME>になった。いきなりで多少驚いたが別に店員が選曲を変えたのではなく、それは中古品CDの検盤再生だった。

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top_someday 佐野元春: 2010年の<SOMEDAY>。ポップ少年と約束。

先々週の蒸し暑い日曜日、自宅近くの公園を夕方近くに横切っていたら、前から来る小学5、6年生程度の男の子とすれ違った。彼はヘッドホンを片耳だけ掛けていて、もう一方から音が漏れており、「ん ?」と思った4秒後、小走りに駆けていく少年の背中を呼んでいた ――

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top_bgm 竹内まりや: <ブルー・ホライズン>。BGMという伝令。

先日出かけた先でその辺にあったカフェに適当にぶらりと入り、ホット・ラテを注文して待っていたら、店内のBGMが気になった。ほとんどが一昔以上前の曲ばかりだったからだ。おまけに自分がそこにいた40分ぐらいの範囲では、洋楽と邦楽がほぼ交互に流されていた。

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top_pump_up 君が思う私 映画『今夜はトーク・ハード』と<A MAN I'LL NEVER BE>。

先日古いVHSの録画テープを見ていて、ある文句が心に引っかかった。「他人の思う私は、私ではない」。それは電話通信会社IDOの、auへの社名変更の告知CMで、宇多田ヒカルの<FLY ME TO THE MOON>に合わせて10代の一般の男女1人ずつが映し出される合間に流れるコピーだったのだが、

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top_macy MACY GRAY: <I TRY>微笑みと涙のはざま。

2000年の春の終わりに、半ば腐りかけて久しい全米のポップ・チャート上で素晴らしい出来事が起きていた。ひとたび耳にすれば忘れることのない1つの声が ―― 力強さであると同時にかよわさでもあり、心許ない小さな囁きでもあれば大きな必死の叫びでもある1つの声が、静かに、足元確かにビルボードのトップ40を駆け上がっていた。

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top_ringo 椎名林檎: <すべりだい>。椎名林檎の始まりと終わり。

椎名林檎の<幸福論>のカプリング曲<すべりだい>はいま聴いてもデビュー・シングルではなく、彼女の最後のシングルのように聞こえる。この音楽には依然として、ひとりの"欠落人間" (デビュー・アルバム『無罪モラトリアム』のスリーヴより) の活動歴の始まりと終わりが同時に聴き取れるのだ。それはいまだに、出発したきり二度と同じ形で戻ってくることのない音楽に思える。

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top_utada 宇多田ヒカル: <WAIT & SEE>のパノラマ・スコープ。

宇多田ヒカルの<WAIT & SEE>を聴いていると、この曲のPVのなかで彼女が乗っているエアロ・スクーターが欲しくなってくる。自分もそれに乗って無人の東京を自由自在に飛び回り、明け方の渋谷Qフロントで彼女と会ってみたい、そんな気になってくる。

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