いつも利用する電車を降りて通る道の途中に、ほぼ必ず80年代から90年代の洋楽ヒット曲を流している書店がある。その日はティアーズ・フォー・フィアーズ(Tears for Fears) の<Everybody Wants to Rule the World>( 「ルール・ザ・ワールド」) が始めにかかっていた。
1.Elvis Costello『When I Was Cruel』。
コステロはデビュー当時の自分自身をもう1度見つけ出している。「温故知新、さあ原点に帰ってみよう」的な回顧の色合いでなく、たまたま今一番やりたい事をやったら、思いがけずあの頃の自分にまたバッタリ出くわしてしまった、そんな感じがする。