「'Cause You Make Me Feel...」。シャーリーンの女神は半世紀に渡るポップ・ロック史を天空から俯瞰するディーヴァとなり、そのうち地上に、ひとつの居場所を見つける: エルヴィスの肉体と隠された神秘を。<Inner Smile>が囁くその神秘の秘密は「死せぬミステリアス、そこにポップの原初の歓びと魅了の源泉がある」ということだ。「You Touch My Inner Smile...」 ―― ディーヴァのさえずりがシャーリーン・エルヴィスの肉体を鳴動させ、あの女性ファンたちがその鳴動とともに、一斉に客席から立ち上がる。彼女たちの願いをその鳴動の反響が再度受け止め、ディーヴァの元へとさらにもう一度投げ返す ―― 「And Free Me」。